アンギュの日記

女性と暮らす女性の話

こんな夢の叶い方。柴犬のおとうふさんが娘

わたしはアンギュ。パートナーはシャンシャン。女二人暮らし。子供はシャンシャンの連れ子で柴犬のおとうふさん。

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左からアンギュ、おとうふ、シャンシャン(イラストはあくまでイメージ)

わたしは子供の頃から犬が大好き。寝る前は、たいてい名犬ラッシーと遊んだり、一緒に買い物に行ったり、ふわふわの背中に乗っていることなどを夢想したものだ。学校の行き帰りも頭の中は犬のことばかり。絵を描くのが好きだったのだけど、顔が犬で体が人間の犬人間をよく描いていた。当時は、ムツゴロウさんのところに本気で弟子入りしたいと考えていた。(犬はもちろんだけど動物全般が好きだった)。そんなわけで、読んで楽しい本といえば「シートン動物記」。「ジャングルブック」にも憧れていた。
ところが親が「動物は絶対ダメ」というので、犬を飼うのは泣く泣く諦めたのだった。

 

子供の頃は犬を飼いたかったけど、大人になり実家を出たらまったくそんなこと考えないようになった。なんせ仕事で帰宅が毎日遅い。とてもじゃないけど動物は飼えない。飼ったらかわいそうな思いをさせてしまう。すっかり犬のことなんて忘れていた。

 

シャンシャンがうちに来ることになって、シャンシャンにとって「自分の命より大切」な柴犬のおとうふさんとも暮らすことになり、心の奥底に蓋をしていた夢がひょっこり叶うことになった。
おそらく、シャンシャンとつきあわなければ、一生、犬を飼うことは無かったと思う。

一方、シャンシャンにしてみれば、わたしに「おとうふさんを拒絶されたらどうしよう」と怯えていたらしい。わたしが思いのほか喜んだので、安心したと話していた。

わたしにとって、シャンシャンとつきあうことになったことは神様からのプレゼントだった。そして、おとうふさんが自分の子供になったことも、神様からのプレゼントだった。

幼い頃に強く強く願っていた夢は、神様が覚えていてくれて、適切なタイミングを見計らって、こうやって突然、プレゼントしてくれることがある。

神様ありがとう。